英国でステーブルコインを発行し、決済や国際送金に組み込む企業は、今回の動きを「規制緩和」と受け取るべきではありません。

英国では、イングランド銀行にステーブルコイン規制上の新たな目標を持たせる案が示されています。ただし、金融の安定は引き続き最優先で、実施状況を議会へ報告する仕組みも検討されています。リスクを管理しつつ、適法なイノベーションを不必要に妨げていないかも説明する方向です。

重要なのは資金の流れです。準備資産を誰がどの口座で管理し、発行会社の破綻時に会社財産から分離できるのか。利用者の償還請求に、誰がどの条件で支払うのか。契約上不明確なら、技術的な価格安定は法的な支払保証を意味しません。

また、英国での許認可は、他国でのサービス提供を当然には認めません。中国本土の利用者を対象とする場合、中国の暗号資産規制も別途検討が必要です。

まず発行主体、準備口座、保管機関、販売経路、利用者所在地、償還手続を一枚の図に整理し、英国の現地弁護士と現行制度を確認してください。

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呉展鵾弁護士 · 渉外弁護士
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