同程商旅の大規模言語モデル「程意」が、国家インターネット情報弁公室(CAC)の生成AI届出をクリアしました。中国市場でAI製品を展開する日系企業にとって、確認しておきたいポイントがあります。

中国の生成AI規制は、三層構造で理解するのが実務的です。2022年のアルゴリズム推薦管理規定、2023年1月の深度合成管理規定、そして2023年8月施行の生成AIサービス管理暫定弁法。この三つが重なって、公衆向けの生成AIサービスに届出義務が発生します。

日系クライアントからよく受ける相談で多いのが、「アルゴリズム届出を済ませたので生成AIも大丈夫」という誤解です。両者は別ルートで、審査内容も違います。訓練データの出所、コンテンツ安全性、透かし、拒否リストなど、生成AI特有の項目が実質審査されます。

もう一つよくある質問:AIカスタマーサポートは届出が必要か。中国国内の一般ユーザー向けであれば対象になる可能性が高い、社内利用のみなら軽い扱いですが、個人情報保護法(PIPL)の義務は別途残ります。

海外で訓練したモデルを中国国内で提供する場合、届出に加えてサイバーセキュリティ審査とデータ越境移転のルールも重なってきます。

規制の運用は速く変わります。実際の判断は最新のガイダンスと現地弁護士の確認が前提です。中国市場でのAI展開をご検討中でしたら、お気軽にご相談ください。

WhatsApp:wa.me/8613724030033 · wzklaw.com

———
呉展鵾弁護士 · 渉外弁護士
渉外法務 · 4ヶ国語対応(中・英・西・日)
サイト:wzklaw.com · 予約:wzklaw.com/booking.php